可愛いお父さん
おはようございます 土曜日担当の三好です

今日は、今でも鮮明に覚えている可愛いお父さんのお話を書きたいと思います。
そのお父さんとの出会いは、可愛いとはかけ離れた出会いでした。
ある日デスクで事務処理に追われていると、フロントより電話があり
「○月○○日に披露宴を申し込んでくれている新婦様のお父様が三好君を呼んでるよ」
と連絡が来て、突然の訪問だったのですが業務をいったん止めて急いでフロントへ向かいました。
そこにはスーツを来たお父さんがいらっしゃって、僕がご挨拶をすると
「君が担当してくれてる三好君か
私は○○の父だ
仕事関係の宴会があって来てたので
娘には余計な事を言わないで
と言われたんだけど、ひと目君を見ておきたくて。 宜しく頼むよ
」
と激励を頂きましたが、笑顔等なく最後まで非常に厳しいお顔だったのを今でも覚えてます。
その数日後、新郎新婦様が打合せに来館した時に新婦様が会うなり
「三好さんすいませーん
。父が急に行ってたみたいで。何か言ってなかったですか?」
「いやご挨拶だけで何にもなかったですよ!宜しく頼むとだけ言ってくれました。」
「よかったー なんか結婚が決まってから父がツンケンしてて何かと今まで何も言わなかった父が色々
言うようになって。先日もどんな担当者か俺が見定めてやる!って御飯の時に言ってたので~」
と新婦さんは凄く心配してくれてたのですが、それからはお会いする事がしばらく有りませんでした。
その後 月日が流れいよいよ披露宴一カ月前になりある夜の事です。
そろそろ帰宅しようかなっとデスクを整理していると電話が鳴り、僕が取るとお父さんからでした
「 わしは○○の父じゃ ○×▼?O+`+??}*‘? 」
恐らくだいぶお酒を飲まれての電話だったと思います。思うように聞き取れません。
「 お父さん どうしました? もしもしー もしもしー 」
「 ○○はわしの娘じゃ・・・・・ すまん。
おまん もしあの娘が本当はしたいけど予算の関係で取りやめに
してるとかあれば、わしが払う。 あの娘にダメとは言わないでくれ、何でもしちゃってくれ~ 」
と叫びながら電話が切れました。
あ~お父さん本当に娘さんが可愛いんだな~ 嬉しいけど淋しくもあるんだ。
絶対にお父さんの気持ちを理解しながらお二人にも満足して頂こうと胸に刻みその日は会社を出たものです。
そしていよいよ披露宴本番、控室へご挨拶に向かうと、お母さんが出てこられ
「まあ三好さん今日は宜しくお願いします。 また先日は主人がごめんなさいね。 あの人ったら最近毎日
晩酌しながら泣いてるのよ。 昨日なんかお風呂場で娘の名前なんか叫んだりしてねぇ。恥ずかしわ」
すると奥にお父さんが見え、僕と眼が会い挨拶をしようとすると ムスっとして
「今日は宜しく」 と一言。
僕はそんなお父さんが可愛く見え笑顔がこぼれながら挨拶を終えました。
そしてドアを閉めようとすると中から
「あんた三好さんが来てくれてるのに出てきてものばぁ言いなさいや
ここまできてメソメソと
」
母は強しです
そして披露宴も大盛況に終わり、お父さんの大量も涙も見る事が出来(笑)なによりお母さんに花束を
渡そうとしている新婦様へお父さんが抱きつこうとし、またお母さんに怒られてました(笑)
そしてお見送りも終わり控室へ戻られるお父さんが僕を見つけ
「三好君 今日は本当に良かった良かった!」
「ありがとうございます。本当にお父さんも良かったですね」
「いやわしは良くない
娘は良かった
」
と言いながら、初めて笑顔を見せてくれながら手を差し伸べてくれ堅い握手を交わしました。
最後に新郎さんが、お父さんに
「お父さん今日は本当にありがとうございました。これから宜しくお願いします。」
と言うと
「おまんら今から籍を入れに行くんじゃろ。○○はまだわしの娘じゃ
」
と返し、お母さんに耳を引っぱられながら
「はい 三好さん この人もう余計なことばっかり言うき二人を控室へ連れていっちゃって~」
と頼もしいお母さんと、泣き跡があるお父さんの顔が最高に可愛いかったです
。
数年後
新郎新婦様にお嬢様が誕生し城西館で初節句をして頂きました。
その時のお父さんの僕に言った最初の言葉
「 おい これワシもの孫 ベッピンじゃぁ~
」
と走り回り またお母さんにお孫さんを取り上げられてました(笑)
孫と同じ位可愛かったですよ。お父さん



今日は、今でも鮮明に覚えている可愛いお父さんのお話を書きたいと思います。
そのお父さんとの出会いは、可愛いとはかけ離れた出会いでした。
ある日デスクで事務処理に追われていると、フロントより電話があり
「○月○○日に披露宴を申し込んでくれている新婦様のお父様が三好君を呼んでるよ」
と連絡が来て、突然の訪問だったのですが業務をいったん止めて急いでフロントへ向かいました。
そこにはスーツを来たお父さんがいらっしゃって、僕がご挨拶をすると
「君が担当してくれてる三好君か


娘には余計な事を言わないで


と激励を頂きましたが、笑顔等なく最後まで非常に厳しいお顔だったのを今でも覚えてます。
その数日後、新郎新婦様が打合せに来館した時に新婦様が会うなり
「三好さんすいませーん

「いやご挨拶だけで何にもなかったですよ!宜しく頼むとだけ言ってくれました。」
「よかったー なんか結婚が決まってから父がツンケンしてて何かと今まで何も言わなかった父が色々
言うようになって。先日もどんな担当者か俺が見定めてやる!って御飯の時に言ってたので~」
と新婦さんは凄く心配してくれてたのですが、それからはお会いする事がしばらく有りませんでした。
その後 月日が流れいよいよ披露宴一カ月前になりある夜の事です。
そろそろ帰宅しようかなっとデスクを整理していると電話が鳴り、僕が取るとお父さんからでした
「 わしは○○の父じゃ ○×▼?O+`+??}*‘? 」
恐らくだいぶお酒を飲まれての電話だったと思います。思うように聞き取れません。
「 お父さん どうしました? もしもしー もしもしー 」
「 ○○はわしの娘じゃ・・・・・ すまん。
おまん もしあの娘が本当はしたいけど予算の関係で取りやめに
してるとかあれば、わしが払う。 あの娘にダメとは言わないでくれ、何でもしちゃってくれ~ 」
と叫びながら電話が切れました。
あ~お父さん本当に娘さんが可愛いんだな~ 嬉しいけど淋しくもあるんだ。
絶対にお父さんの気持ちを理解しながらお二人にも満足して頂こうと胸に刻みその日は会社を出たものです。
そしていよいよ披露宴本番、控室へご挨拶に向かうと、お母さんが出てこられ
「まあ三好さん今日は宜しくお願いします。 また先日は主人がごめんなさいね。 あの人ったら最近毎日
晩酌しながら泣いてるのよ。 昨日なんかお風呂場で娘の名前なんか叫んだりしてねぇ。恥ずかしわ」
すると奥にお父さんが見え、僕と眼が会い挨拶をしようとすると ムスっとして
「今日は宜しく」 と一言。
僕はそんなお父さんが可愛く見え笑顔がこぼれながら挨拶を終えました。
そしてドアを閉めようとすると中から
「あんた三好さんが来てくれてるのに出てきてものばぁ言いなさいや


母は強しです

そして披露宴も大盛況に終わり、お父さんの大量も涙も見る事が出来(笑)なによりお母さんに花束を
渡そうとしている新婦様へお父さんが抱きつこうとし、またお母さんに怒られてました(笑)
そしてお見送りも終わり控室へ戻られるお父さんが僕を見つけ
「三好君 今日は本当に良かった良かった!」
「ありがとうございます。本当にお父さんも良かったですね」
「いやわしは良くない


と言いながら、初めて笑顔を見せてくれながら手を差し伸べてくれ堅い握手を交わしました。
最後に新郎さんが、お父さんに
「お父さん今日は本当にありがとうございました。これから宜しくお願いします。」
と言うと
「おまんら今から籍を入れに行くんじゃろ。○○はまだわしの娘じゃ

と返し、お母さんに耳を引っぱられながら
「はい 三好さん この人もう余計なことばっかり言うき二人を控室へ連れていっちゃって~」
と頼もしいお母さんと、泣き跡があるお父さんの顔が最高に可愛いかったです

数年後
新郎新婦様にお嬢様が誕生し城西館で初節句をして頂きました。
その時のお父さんの僕に言った最初の言葉
「 おい これワシもの孫 ベッピンじゃぁ~

と走り回り またお母さんにお孫さんを取り上げられてました(笑)
孫と同じ位可愛かったですよ。お父さん


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