もらい泣き
こんにちは
土曜担当 三好
です
今日はどうしても皆さんにお伝えしたいエピソードがあります。
昨年に当館で行われた結納の席での事です。
さて私ども城西館では、毎月非常に多くのお客様が結納の取り交わしを行って頂いております。
やはり和のイメージが強いからなんでしょうか? 良く打合せの際に結納の事も話になります。
そのお客様もご披露宴のご予約を頂き、準備をしていた際に結納の事で相談があり私どもで
お手伝いをさせて頂く事になりました。
そして迎えた結納当日 新婦様とご両親様が先にご来館されご挨拶と事前にお話してた流れの確認
をしお部屋にご案内をさせて頂きました。
新婦様のお父様は 「緊張するな~ ワシは苦手じゃ~
」と苦笑いしながらお部屋をグルグル
してました。
そして新郎様とご両親様も揃われ、両家6名様にていよいよ結納式のスタートです。
私どもの結納式の流れは、それぞれの目録等の取り交わし → 指輪の贈呈等 → 両家筆頭者ご挨拶
というような流れで進めさせて頂いており、結びの両家筆頭者ご挨拶はそれぞれのお父様より一言
お言葉を頂き結納式の結びとさせて頂いております。
そして結納式の滞りなく進み、両家筆頭者挨拶になりました。 まず新郎様のお父様が
「この度は 良い御縁にめぐりあえ○○さんと言う素晴らしいお嬢様を家族に迎える事ができ
私共一同本当にうれしく思っております。 これから披露宴等もありますが、どうか末永く
お付き合い下さいますようお願い申しあげます。 本日は本当に有難うございました。」
と御挨拶をして頂き、 私より 「 では続きまして○○家のお父様宜しくお願いします。 」
とふりました。 すると少し沈黙があり・・・
「 今日は本当に・・ありがとうございます。 え~ ・・・ ん~ ・・・」
少しお父様言葉がつまります。
隣ではお母様が心配そうに見つめてます。 新婦様がお父さん頑張って!と視線を送ってます。
すると
「 え~ あの~ この娘には、一切花嫁修行などさせておりません。 家事もろくにままならんと
きております。 またちっとも女の子らしく育たずスカート等見たことがここ数年ありません。
いわゆる高知のはちきん娘です。 ただ・・
ただ 私ら夫婦にとりましては本当に可愛い娘です。 妻と大切に育てて来ました。
どうか末永く娘の事を可愛がってあげて下さい。 よろしゅうお願いします。 」
お父さん 精一杯のお言葉で一生懸命言いました。
多分お父さん 話すのが苦手です。 かしこまった席が苦手です。 かしこまった言葉が苦手です。
でも精一杯話しました。
その場にいた皆伝わりました。 少しお父さん泣いてます。 隣でお母さんも泣いてます。
その隣で新婦様は号泣です。
新郎様側もみんな泣いてます
・・・。 僕も結びの言葉が出てきません
。
なんとか振り絞り 結びの言葉をいい結納式がおひらきになりました。
まだみんな先ほどの言葉の余韻があります。
そして最後に6名での写真を撮影しようと、床の間の前に並んで頂き僕がカメラを預かりました。
「 では いきますよ~ 」と声をかけたものの 涙でメガネが曇りシャッターが切れません。
それに気付いた新婦様が、 「 あ~ 三好さんも泣きゆう~
」
僕が 「 言わんとって下さいよぉ~
」とメガネを取り笑顔で言うと
全員泣きながら笑っていました(笑) そして最高の写真が取れました。
よく結納はかしこまって嫌だな~ とか 形式にとらわれるのは嫌だな~ と言う意見も聞きます。
でもこんな素敵なお父さんの言葉は結納をしなかったら聞けなかったです。
飾りや形式にはとらわれず 大切な想いを出せる場としておこなってみませんか?
きっと皆 ご両親様は新郎新婦様が想っているより、沢山も愛情を持ってくれてます。
その気持ちに少し触れる事が出来る場所の1つが結納式であるんじゃないかな?って思います。
追伸
6名での最高の写真は後日 披露宴のエンディングビデオの締めくくりで使われました。
そして 新郎新婦様・両家ご両親様が流れているのを見て泣いている姿をみて
この仕事をしてて本当によかったなぁ~としみじみ小さくガッツポーズでした(笑)




今日はどうしても皆さんにお伝えしたいエピソードがあります。
昨年に当館で行われた結納の席での事です。
さて私ども城西館では、毎月非常に多くのお客様が結納の取り交わしを行って頂いております。
やはり和のイメージが強いからなんでしょうか? 良く打合せの際に結納の事も話になります。
そのお客様もご披露宴のご予約を頂き、準備をしていた際に結納の事で相談があり私どもで
お手伝いをさせて頂く事になりました。
そして迎えた結納当日 新婦様とご両親様が先にご来館されご挨拶と事前にお話してた流れの確認
をしお部屋にご案内をさせて頂きました。
新婦様のお父様は 「緊張するな~ ワシは苦手じゃ~

してました。
そして新郎様とご両親様も揃われ、両家6名様にていよいよ結納式のスタートです。
私どもの結納式の流れは、それぞれの目録等の取り交わし → 指輪の贈呈等 → 両家筆頭者ご挨拶
というような流れで進めさせて頂いており、結びの両家筆頭者ご挨拶はそれぞれのお父様より一言
お言葉を頂き結納式の結びとさせて頂いております。
そして結納式の滞りなく進み、両家筆頭者挨拶になりました。 まず新郎様のお父様が
「この度は 良い御縁にめぐりあえ○○さんと言う素晴らしいお嬢様を家族に迎える事ができ
私共一同本当にうれしく思っております。 これから披露宴等もありますが、どうか末永く
お付き合い下さいますようお願い申しあげます。 本日は本当に有難うございました。」
と御挨拶をして頂き、 私より 「 では続きまして○○家のお父様宜しくお願いします。 」
とふりました。 すると少し沈黙があり・・・
「 今日は本当に・・ありがとうございます。 え~ ・・・ ん~ ・・・」
少しお父様言葉がつまります。
隣ではお母様が心配そうに見つめてます。 新婦様がお父さん頑張って!と視線を送ってます。
すると
「 え~ あの~ この娘には、一切花嫁修行などさせておりません。 家事もろくにままならんと
きております。 またちっとも女の子らしく育たずスカート等見たことがここ数年ありません。
いわゆる高知のはちきん娘です。 ただ・・
ただ 私ら夫婦にとりましては本当に可愛い娘です。 妻と大切に育てて来ました。
どうか末永く娘の事を可愛がってあげて下さい。 よろしゅうお願いします。 」
お父さん 精一杯のお言葉で一生懸命言いました。
多分お父さん 話すのが苦手です。 かしこまった席が苦手です。 かしこまった言葉が苦手です。
でも精一杯話しました。
その場にいた皆伝わりました。 少しお父さん泣いてます。 隣でお母さんも泣いてます。
その隣で新婦様は号泣です。
新郎様側もみんな泣いてます


なんとか振り絞り 結びの言葉をいい結納式がおひらきになりました。
まだみんな先ほどの言葉の余韻があります。
そして最後に6名での写真を撮影しようと、床の間の前に並んで頂き僕がカメラを預かりました。
「 では いきますよ~ 」と声をかけたものの 涙でメガネが曇りシャッターが切れません。
それに気付いた新婦様が、 「 あ~ 三好さんも泣きゆう~

僕が 「 言わんとって下さいよぉ~

全員泣きながら笑っていました(笑) そして最高の写真が取れました。
よく結納はかしこまって嫌だな~ とか 形式にとらわれるのは嫌だな~ と言う意見も聞きます。
でもこんな素敵なお父さんの言葉は結納をしなかったら聞けなかったです。
飾りや形式にはとらわれず 大切な想いを出せる場としておこなってみませんか?
きっと皆 ご両親様は新郎新婦様が想っているより、沢山も愛情を持ってくれてます。
その気持ちに少し触れる事が出来る場所の1つが結納式であるんじゃないかな?って思います。
追伸
6名での最高の写真は後日 披露宴のエンディングビデオの締めくくりで使われました。
そして 新郎新婦様・両家ご両親様が流れているのを見て泣いている姿をみて
この仕事をしてて本当によかったなぁ~としみじみ小さくガッツポーズでした(笑)

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